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楽天サーチ結果の変動でショップのアクセスは増える?減る?

6月頃に楽天サーチ結果が大きく変わったようです。変更があったと思われるタイミングからしばらく時間も経ったので、その間、私のショップでもアクセスの変動を見たり、キーワードなどページ対策を見直したりいろいろやってきました。

巷で言われる方法もある程度当たっているところもあって、また、自分が気付いた点も少し対策加味しながら、順位が上がった・下がったで最初のころは一喜一憂していたのですが・・・

最近思うのは、今の楽天サーチのルールだと、ショップ全体のアクセスはどうやっても落ちてしまうということです。(←あくまでこれは私のショップの場合です。)詳しく言うと、以前の方がもっとロングテールでアクセスが取れていた印象があります。今回のロジックだと、ロングで取れなくなっている感じです。

売れている商品がやっぱり大事なのですが、その売れている商品を中心に幅広いキーワードで取ろうとするのが難しいのです。(6月以前もそうだと思いますが、あまり売れない商品はSEO対策をどうこうするのはあまり意味がないとあらためて思います。あえてするなら、ロングテールキーワード一本に絞った対策の方がマシだと私は思います。)

これは実際に実験してみた商品ページのアクセス解析を、対策前と後で見てみると分かりますが、ビッグキーワードで明らかに順位が上がっているのに、トータルのアクセス人数は対策前と変わらないか、下がっているページもあるのです。もちろん、そのキーワードがミスマッチの可能性もあるので、多くのページでパターンを変えて検証するのですが、多少の違いこそあるものの、だいたい同じ結果になるのです。

そんなこんなで、店舗さんにもよると思いますが、私のショップの場合、今後の検索からのアクセスをあまり期待できないのではないかと心配しています。今の楽天サーチ結果は実験段階だとおっしゃる方もいますが、私はそうは思いません。実験ならおそらく特定のユーザー向けに先行して試すと思います。現状は全ユーザーに新しい検索結果が上がってくるので、しばらくの間このロジックは続くと予想しています。

「水着」と検索したら、ヒットした商品がどれも「水着」という商品名だというのはなんか気持ちが悪いですが・・・(数年前のヤフーを思い出します)

今までSEO対策に関心すらなかった店舗さんは、もしかしたら今は、棚ボタ状態かもしれませんね 笑


代金引換の領収書発行を強引に要求してくるケース

すみません、ちょっとしたグチになりますが・・。

楽天市場ではないのですが、「楽天で買いたくないので、電話で注文してもいいですか?」と掛かってきて(たま~にあるケースです)、ある商品1点をご購入いただきました。その際に領収書の発行を依頼されたので、代引きなので二重発行になるためお断りしました。

しかし、今回のお客さんはここで引き下がりません。一応うちのマニュアルでは、商品が届いたときの代引きの送り状(兼領収書)をいったんウチの店まで郵送してもらえらえば、こちらから手書きで発行(郵送)できることを伝えても、それは「とても面倒」らしく埒があきません。

お客さんは「送り状のほうをこっち(自分)で破棄するから大丈夫」と主張するのですが・・・うーん、“この人わかってないな状態”です。そんなことが問題じゃないのです。それをしたらウチの会社が税務署から指摘される(可能性がある)んです。

代引き以外で買うのも提案するも、代引きオンリーの一点張り。さらなる長電話でいよいよこっちも面倒になってきて、お願いですからほかの(代引きで領収書を書いてくれる)店で買ってくださいとお願いしたらあっさり引きました。いままで引っ張ったのは何やねん・・・。

すみません、ちょっとしたグチでした。代引きの領収書発行はこちらの記事も参考になるかと→代金引換で領収書発行は不要? 二重発行と印紙代金


楽天サーチの変動

以前よりも楽天サーチの動向を気にしなくなっていたのが良くなかったのですが、どうやら、6月頃にサーチ結果の大きな変動があったようです。

調べて見ると、実際にそのように指摘する方がweb上で多数いることと、自分で検索してみてもヒットしている商品が明らかに以前より変わっていること、さらに楽天のアクセス分析→検索キーワードでも変動が見られることが理由です。


セール価格に変更する時は二重価格表示の設定に注意

あまりセール企画を打たないので設定する機会が年に数度しかなく、そのため、楽天の二重価格の一件があってから何度か設定に失敗したりしていました。

二重価格が表示されるルールがしっかりと出来ているので、そのルールに従わないと、思い通りに二重価格表示ができません。ルールはマニュアルに載っていますが、抑えておきたいポイントは(私のショップの場合)だいたい以下のとおり。

  1. セール開始日の前日に設定する
  2. 表示価格に通常価格を入力する

特に1は忘れやすいのです。(たまにしかしないので。)楽天市場のシステムが前日までの設定をもとに翌日の二重価格を反映させるかどうか決めるので、前日に“ルールどおり正しく”設定をしておかないと翌日のセール開始日に二重価格が反映されません。

2はCSVでやるのでどうってことないですが(販売価格のセルを表示価格にコピペするだけ)、昔は税抜・税込の表示絡みから、税別の販売価格をセール時だけ税込にしないといけないというややこしい問題がありました。今はラクチンですが・・。

今はようやく設定にも慣れてきましたが、はじめて触る人など、ルールを覚えるまではちょっと面倒かもしれませんね。

型番商品だと他店との比較でみられる傾向があるので二重価格の効果がそれほど無いかもしれませんが、そうでないオリジナル商品とかだと、二重価格の効果はあると思います。逆に一発価格で表示しても、「安いのか高いのかが分からない」ということが起こります。


Chromeのフォントがメイリオになってデザインが崩れる

つい数日前にGoogle Chromeが更新されて、知らぬ間にデフォルトのフォントがメイリオになっていました。「商品ページがよりオシャレに見えるようになったなあ。」とカンタンに考えていたのですが、他に問題が・・・。

メイリオになったことで、デザインが至るところでオカシイことに・・・悲

ヘッダーのテキストが一行だったものが二行になって崩れたり、商品ページのキャッチコピーが二行に書かれている部分が重なって表示されたり(行間設定の問題)、仕様や商品説明でも意図しないところで改行されたり・・・

この件で最初は、「CSSで強制的にフォントを「MS Pゴシック」にでも指定してしまおうか!」と思ったのですが、Chromeがこれから「こういう感じで行く」という方針なので、あまりその流れに背くのもあとあと面倒かもしれない・・・と思ったので(?)、とりあえずはデザイン崩れなど気になる部分はその都度直していこうということになりました。

ちなみに、ブラウザのシェアはIE > Chrome > Firefoxという感じなので、この3つくらいはデザインがおかしくないか、ページを作った時は確認したほうが良さそうです。


楽天口座決済の一本化でショップは、ユーザーはどう変わるのか?

11/13に楽天口座決済がスタートし、今まで用意していた振込先銀行、ゆうちょ振替、元々用意していた楽天銀行を記載することができなくなりました。(正確に言うと、ゆうちょ振替以外は「その他の決済方法」に設定されているため、出店者自身で削除する必要があります。)

銀行振込はすべて楽天が各出店ショップに割り当てた口座に一本化されたわけですが、当然というか、ゆうちょ間同士で無料または低額で振込ができていたユーザーにとっては残念なニュースだと思います。(その他、同じ銀行同士でメリットがあったユーザーも同様でしょう。)

安心・安全を看板にしてはいるものの、実際は、これによって楽天銀行口座を1つでも作ってもらいたい、楽天銀行でのお金の流れを増やしたい(楽天経済圏の拡大)というのが楽天側の狙いだと思いますが、果たしてうまくいくでしょうか?

私のショップでも銀行振込を決済方法の1つとして用意していました。地方銀行、楽天銀行、ゆうちょ銀行です。決済全体としてはクレジットカードや代金引換で9割以上を占めるものの、やはり懸念するのは選択肢が狭まることで、利便性が損なわれ、お客さんの不満につながらないかということです。

もちろん楽天が持つ、品揃え、商品群の魅力、買いやすさ(慣れ)、ポイント、レビューの豊富さなどなど魅力はいっぱいありますから、決済方法が狭まったところですぐに他のモールや楽天外のショップに出て行くことは考えにくいですが、今までが自由に決済方法を選べただけに、「今回はずいぶん思い切ったな。(強引だな。)」という印象です。


余裕があれば、外部検索サイトからの集客を意識したSEOキーワードを盛り込む

モール出店者はあくまでモール内SEO(ここでは楽天SEO)を意識すべきではありますが、やり尽くした感のある出店者で余裕がある場合は、Yahoo!やGoogleなど外部の検索サイトを意識したSEO対策をやってみるのも面白いです。

ショッピング系のキーワードは検索サイトで検索してみると分かりますが、案外と楽天サーチの検索結果が上位にヒットします。おそらくは楽天のドメインが強力であることが理由だと思いますが、せっかく楽天市場に出店しているのならこの「メリット」もぜひ享受したいところです。

やり方は結構ジミで時間がかかるのですが、ある程度検索ボリュームのあるキーワードで自分で検索してみて、楽天サーチの検索結果が上位3位くらいまでにヒットしていたらねらい目です。

この作業は本当に時間がかかるので、ニッチなキーワードでやると時間の投資対効果が割に合わず注意が必要です。

楽天サーチの検索結果はPPC広告として楽天が出稿している場合も多くありますので、この場合も同様に、自分のお店でマッチする商材があれば、キーワードやキャッチコピーを工夫するなどして検索対策していきましょう。


楽天市場CSV一括編集(アップロード)を無料ソフトOpenOffice Calcでやる方法

楽天市場のマニュアルではCSVファイルによる一括編集を行う際にMicrosoftのAccsessを使うよう書いてあるけれど、実際はExcelや無料オフィスソフトのOpenOffice Calcでも可能だと思います。※私はExcelを使っていないのでここではCalcについてのみ触れていますが、操作方法は大きく変わらないと想像します。

方法、といっても気をつけることは保存の際にちょっとしたコツが必要なだけです。

ファイル設定を編集する

保存の際に、ファイル名をitem.csvに、そしてファイルの種類はテキストCSVを選びます。ファイル名をitem.csv以外にするとエラーになることは楽天マニュアルにも書いてあるとおりです。

Calcでのポイントは、「ファイル設定を編集する」にチェックを入れて保存することです。

すると最後に次のような画面が出てきます。

テキストファイルへエクスポート

私自身、表計算ソフトはシロウト同然なので理由まで説明できないのですが、とにかく、「テキスト区切り記号」を空欄にして、「すべてのテキストセルをダブルクォーテーションで囲む」にチェックを入れてOKをクリックします。

訂正:「テキスト区切り記号」は空白にせず、デフォルトのままでいいです。すみません。

このような方法で保存されたitem.csvファイルを、あとはFTP接続して、/ritem/batchにアップロードしてやれば無事アップロードできるはずです。

AccsessやExcelが無くてもできるのでCalcを重宝しています。一度お試しください。


二重価格表示に関わるガイドライン違反の警告メールが来た

今日いつものようにパソコンに向かって業務をしていたところ、急に楽天市場から【重要】と書かれた、二重価格表示に関わるガイドライン違反の警告メールが送られてきました。

最初はドキっ!としましたが、そういえば・・・思い当たる商品が2、3個ほどあります(汗)。警告メールの内容をよく読むと、「ワンプライス表示がされた商品にも関わらず商品ページ上に二重価格を表示してはいけない」というものでした。

ワンプライス表示とは要するに、楽天の二重価格表示ルールが施行されて以降、二重価格にする条件が厳しくなって(それまでに何週間いくらで売っていた・・・とかいうアレです)、編集画面上では二重価格が設定されていても、実際にお客さんが見る商品ページ上では(楽天からの自動審査で却下となっているので)非表示になっているケースのことです。

「じゃあ、PC用商品説明文にでも、自分で二重価格を書けばいいじゃん。」というのは同じくガイドライン違反となるわけで、私のケースでは、PC用商品説明文に「通常価格」と「実売価格」を書いていた商品ページがいくつかあったというわけです。といっても、二重価格表示にしたそれらの商品ページを作ったのは2005、2006年くらいの商品ですが・・・。(ウチはロングセラー商品が比較的多くて、むか~し作ったページとかで未だに売ってたりします 笑)

まあ調べてみたら、片手で数えるほどの商品しか二重価格にしていなかったのですぐに修正をかけましたが、それこそ取り扱っている商品のほとんどを二重価格で売っていたようなショップは修正作業でも相当の負担ですね。(画像ファイルで二重価格表示をアピールしていたらそのページを探すのだけでも大変そ・・・・・・)

ちなみにその警告メールには修正期限が書かれてあって私の場合は猶予は6日間でした。期限を過ぎても違反内容に修正が見られない場合は、該当商品を楽天サーチから消すことになるそうです。検索にヒットしなくなるということですね。

楽天市場が独自に定めた二重価格のルールはちょっと厳しいような気もしていますが、システム的にというか、全自動ですべてショップをチェックするためにはやはり、○週間販売していた~などのはっきりした数字の線引きはどうしても必要ということでしょう。

ただ商売をずっとしていると思うのは、二重価格って悪いことばっかりじゃなくて、元々の値段(基準)を知ってもらうという意味では結構良かったりするので(お客さんにとっては基準が無いと安いのかどうか判断ができないので)、そういう有効的な使い方もバッサリきられちゃったのは惜しいなあと思います。何週間売っていたとかの条件が厳しいので、たとえば、取引先から通常価格よりかなり安く仕入れた商材を「安く提供できますよ!」って商品ページを新規作成する、みたいなことができなくなってしましました。

今日も日経新聞に楽天の二重価格問題の記事が掲載されていましたし、しばらくはこの話題で、いろいろな方面から情報が入ってきそうですね。私のショップも人事ではなかったということで、注意して見ていきたいと思っています。

↓↓3日後の追記↓↓

ガイドライン違反の警告メールが来て、即修正をしたので自信たっぷりだったのですが(笑)、3日後に楽天から、「修正のお礼」というタイトルのメールが届きました。メールの内容からは、システム的に自動で修正確認したのか、それとも人間の目で確認したのかは定かではありませんでした。

とりあえず修正が確認できたと楽天の担当からは言ってもらえたのでよかったです。修正したことの「確認メール」がちゃんと届くあたりも、楽天いいね!ちゃんとやってるね!と思いました。


海外発行カードによる注文は慎重に対応する

ごく稀にあるのですが、海外発行カードを利用して注文をいただく場合があります。

楽天市場の場合、注文が入ると、メールまたは電話にて海外発行カードによる注意喚起のお知らせが来ます。(これは必ずではなく、一定の条件に当てはまった場合のみ店舗に連絡が届くようです。)

先日のあるケースでは、ある注文の支払い方法がクレジットカードで、そのカードが海外で発行されたもののようです。楽天のシステムではさまざまな条件で注文を監視して、不正利用の可能性が少しでもある場合は店舗に注意しているようです。

楽天市場も店舗側に注意しているように、商品出荷前のカード請求は行えませんので、事前カード決済して海外発行カードが引き落とし可能かを確認することができません。

私ども店舗としては取りうる方法として、「お客さんに注文の確認を電話で行う(購入の意思があるかなど)※カードについての直接のお伺いはしません」、「支払い方法の変更をお願いする※別の理由でお願いするのが望ましい」などがあります。

今回は注文金額(注文商品)とお客様の所在地などから総合的に判断して、つまるところ「事故らないだろう」という判断でそのまま注文を受けることにしました。

初めてのケースではないのである程度冷静に対処できているつもりですが、初めてこういうケースに遭遇した方は、まず冷静に客観的に注文を確認し、取りうる方法が1つでないことも覚えておくと、比較的落ち着いて対処できると思います。


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